大学案内

学長メッセージ

倦(う)まず弛(たゆ)まず「あしたをみがく」

 比治山大学・比治山大学短期大学部は「悠久不滅の生命の理想に向かって精進する」という建学の精神・理念に基づき専門的知識・技能と豊かな人間性をもつ専門的職業人の育成に努めてきました。この連綿と現在に至っていることに感謝し、これを未来永劫に向上発展させるべく、現在を精一杯生きるように精進する人間を育てたいという願いを表すものです。この理念に基づいた「正直・勤勉・清潔・和合・感謝」の五訓を日々の実践目標として教育を行ってきました。
 本学は78年の歴史を積み、大学は2学部5学科、短期大学部3学科,大学院、専攻科を有する総合大学として発展してきました。本学の発展から地域社会へ飛び立った卒業生はそれぞれの場で信頼される人材として認められ、活躍をしています。
 本学の発展は二つの誇りに支えられています。一つは、教職員が建学の精神を理解し、一人一人の学生が見いだした夢を実現させるべく小人数教育をもとにきめ細やかな教育につとめてきたことです。また、一つは、本学の発展に安んじ安定にとどまることなく、次の時代に必要な新しい教育の進取・挑戦し続けてきたことです。

 この度、持続可能な教育を発展させていくために、新たに「あしたをみがく。Nurture the Future. 」を本学のスローガンとしました。未来を担う学生たちの能力や可能性をみがき伸ばし、自ら学ぶ力を持った人間として地域社会や世界で活躍できるように全教職員が質の高い教育、学生の支援をすることを掲げています。
 スローガンの実現の中心をなすのは、教育目標と教育方法から構成されている「4×3の比治山力」という自己教育力です。この力は未来の社会で生きていく力「自立力」、「想像力」、「共生力」、「創造力」を確実に身につける学習スキルです。「4×3の比治山力」を身につけるための学修方法は本学で開発した「比治山型アクティブ・ラーニング」です。
 これは教員が主に教えるのではなく、学生自らが取り組んでいく学びです。学生が学んだ成果を自分で確認しながら進めていく学びです。そのため、自分自身の「強み」を実感し、主体的な喜びを持って倦むこともなく弛むことなく学び続け、生涯を通じて「伸び続ける人」が育つと考えているのです。
 本学のスローガンのシンボルとして、ロゴを一新しました。マークは皆さんの生きていくための4枚の翼とその獲得のための比治山大学・比治山大学短期大学部で学ぶ姿です。
背景のグレーは皆さんがどっしりと足をつけている大地を表しています。またイエローは大地から昇る輝かしい皆さんの「あした」を表しています。

 比治山大学・比治山大学短期大学部は教員・職員と皆さんがともに向き合い、と一緒に「あしたをみがく」ことを心から願っています。

石井 眞治 (いしい・しんじ)

広島大学大学院教育学研究科修了 文学博士
助教授を経て広島大学大学院教育学研究科教授,附属東雲中学校長,広島大学教育開発国際協力センター長,広島大学評議員を歴任。広島市教育委員会教育委員長。2017年4月より比治山大学・比治山大学短期大学部学長に就任。主著に『人生移行のための発達心理学』(北大路書房),『教師のための教育実践心理学』(ナカニシヤ出版),『生徒指導・進路指導』(ミネルヴァ書房)など。