現代文化学部

日本語文化コース

Japanese Language and Culture Course
先輩メッセージカリキュラム修得できる免許・資格・称号将来の進路ブログ

文化を「表現」できる人になる

言葉、文学、歴史・文化...。9人のエキスパートが、個性豊かな授業で各分野の奥深さを伝え、「日本語文化」を身につけ、社会に貢献できる人を育てます。

求める学生像

言葉の力と文学や歴史の深さといった日本語文化を体得し、社会に貢献しようとする人

コースの特色

あらゆる日本語文化をカバーする高密度で多彩な授業科目群。

本コース最大の特色は、高密度で多彩な授業科目群です。まず「入門」「概論」といった「専門基礎」科目で各分野への導入を図り、「日本語学・日本文学・日本文化」「表現・創作」各分野の専門科目へと学びを深化させていきます。また、日本の歴史や文化を含めて、多角的な観点から学問的アプローチをすることが可能となるように配慮しています。

学科主任
安間 拓巳 教授

わたしたちは社会の中で生活しています。社会は、わたしたちが自分の気持ちを伝え、相手の思いを理解することで成り立っています。自分の気持ちを正しく伝えるためには、場面に応じた言葉や表現を選ばなければなりません。相手の思いを理解するためには、相手の話す言葉や表現から、相手の「心」を読み取ることが必要です。また、現在は「国際化」の時代と言われていますが、「国際化」するためには、まず言葉・文学・歴史といった自分たちの文化を知っていなければいけません。本コースで「日本語文化」を学ぶことによって、社会で生きるための力を身につけ、その力を発揮して活躍できる人になっていただきたいと思います。

在学生からのメッセージ

日本語の持つ奥深い世界を、さらに探究していきたい。

4年
竹原 美咲さん
広島県立日彰館高等学校出身

慣用句や方言など、様々な表現を持つ日本語。その面白さをもっと学びたいという思いから、私は本学科に入学しました。高校では、文章を読み、作者の心情や伝えたいことを読み解くことが学びの中心でしたが、大学では単語ひとつひとつの意味や背景を掘り下げていく専門的な学びに触れることができています。4年次では大学での学びの集大成として卒業論文を制作。「方言における身内尊敬表現」をテーマに掲げ、さらに日本語の持つ多様な表現方法を探究していきたいと考えています。

≪夢をサポートするプログラム≫

「日本語の歴史」

言葉は時代の変遷により、大きく変化していくものです。この授業では、1593年に発行された『ESOPONO FABVLAS』という物語を題材に、当時の日本語の発音や意味などを学び、言葉の持つ歴史とその面白さを感じとることができました。

卒業生紹介

学科で培ったスキルが、仕事においても役立っています。

勤務先:株式会社八天堂
'11年卒
岩田 弘志さん 広島県 武田高等学校出身

昔話には時代背景が大きく影響していることを、高校で知った私は、それぞれの物語がどのように影響を受けたのかを学びたいと思い、言語文化学科に入学しました。大学では、そのような時代背景の学修に加え、言葉ひとつひとつの意味や成り立ちなども学びました。そんな学修を通じて培った「コミュニケーション能力」「積極性」「協調性」は、現在の仕事においても役立っているスキルです。自分を成長させたいと思う人にとって大学は最適な場所なので、是非後輩の皆さんには、様々なことに挑戦して欲しいと思います。

わたしの卒業論文

「戦時中における日本五大昔話の子どもへの影響」

戦時中、日本昔話は時代の影響を受け、「戦争とは良いこと」「正義のためにしていること」というメッセージを子どもたちに伝える手段として利用されてきました。そして、そんな昔話を読んだ多くの子どもたちが国のために兵隊となったという歴史があります。私は、昔話の変化について、戦時中どのようなものがあったのか調査研究を行い、卒業論文に仕上げました。

学科で身につけたスキル

  • コミュニケーション能力

    人と関わる仕事において必ず必要となるスキルを身につけることができました。

  • 積極性

    挑戦することで、自分が変化し、成長できることを学ぶことができました。

  • 協調性

    まわりの声に耳を傾けることで、大きな目標もクリアできることを学びました。

学科で学んだ「言葉」を大切にして、営業というフィールドで成長していきたい。

勤務先:株式会社リョーキ
'13年卒
岡光 諒さん 広島県立熊野高等学校出身

高校生の頃から、本や新聞を読むことが好きだった私は、活字を扱う仕事に就きたいと思い、言語文化学科に入学しました。大学では、ゼミでの学びを通じて「言葉が持つ力」を感じることができたように思います。そのような経験から、活字にこだわらず、言葉を使った仕事をしたいと思うようになり、就職活動では営業という職種を志望しました。また、比治山祭実行委員会での活動をとおして、多くの人と接する喜びを感じたことも、営業を選んだ大きなきっかけです。今後も、大学での学びを礎に、営業というフィールドで成長していきたいと思っています。

わたしの卒業論文

「比治山祭のテーマについて」

私が実行委員長を務めた第45回比治山祭で「氣」をテーマに掲げたように、比治山祭では各回にそれぞれテーマが設けられています。そこで、過去45回分のテーマをまとめ、時代ごとにどのような傾向があるのかを分析。結果、初期の頃のテーマには、社会的なメッセージや世相を表したものが多く見られました。この卒業論文を通じて、言葉には時代性が大きく反映されることを学ぶことができたと思っています。

学科で身につけたスキル

  • 対話力

    営業という仕事において必須のスキルを身につけることができました。

  • 行動力

    行動することで、新しい道が開けることを学びました。

  • 友人との絆

    卒業後も相談し合える仲間がいることは、私の大きな支えとなっています。

わたしたちの就職活動

勤務先:神戸新交通株式会社
'14年卒
佐々木 匠さん
クラーク記念国際高等学校出身

就職活動はすべてが初めてのことばかりで不安でしたが、面接の練習などキャリアセンターのサポートを受け、無事に就職を決めることができました。子どもの頃から鉄道に興味があった私にとって、神戸新交通株式会社は希望通りの企業。今後は、お客様に路線を安心・快適にご利用いただけるよう、頑張っていきたいと思います。

勤務先:株式会社広島エール
'14年卒
大下 慎太さん
広島県立白木高等学校出身

求人情報の紹介から、面接の練習、履歴書添削など、キャリアセンターの皆様には様々なサポートをしていただきました。結果、希望する営業職に就職。いま振り返ってみても、自分一人だけではこのような結果を得ることはできなかったと思います。今後は、仕事を通じて、周りの方々への気配りができる人間に成長していきたいです。

勤務先:堺市立晴美台中学校
'14年卒
梅田 愛里さん
広島県立美鈴が丘高等学校出身

教職の勉強は学ぶことも多く、簡単なものではありませんでした。しかし、教職指導センターで面接指導や苦手分野の対策講座を受けるなど、様々なサポートをしていただき、高校生の頃からの夢を叶えることができました。これからは学科で身につけた知識を礎に、子どもたちのお手本となれるように、頑張っていきたいと思います。

勤務先:株式会社そごう・西武 広島店
'14年卒
黒住 舞さん
広島県 鈴峯女子高等学校出身

就職活動を始めてすぐに全国展開をしているホテルから内定をいただきましたが、もっと自分に合う企業はないかと探し続け、最終的には約40社もの面接を受けました。そんな中で、キャリアセンターの方から紹介いただいたのが、株式会社そごう・西武 広島店です。長期にわたる就職活動となりましたが、希望どおりの企業に入社でき、本当に嬉しく思っています。

カリキュラム

PDFで見る

修得できる免許・資格・称号

  • 中学校・高等学校教諭一種免許状(国語)
  • 学校図書館司書教諭資格
  • 日本語教員養成課程修了証
  • 学芸員資格
    ※博物館や美術館などで、資料を収集、保管しながら調査・研究を進め、様々な展示をとおして、学術や教育・文化の発展に寄与する専門職です。

将来の進路

  • 国語科教員
  • 日本語教員
  • 一般企業 ※出版・教育・卸売・小売・サービスなど
  • 国家・地方公務員
  • 大学院進学 など

オススメ授業

創作論

小説等を読むことをとおして、創作のあり方を学びます。原稿用紙の使い方、タイトルのつけ方、登場人物の名前のつけ方、書き出しの書き方、自然描写、比喩など、いくつかの観点から創作について考えていきます。

日本語の歴史

たとえば、あいさつ言葉などの語彙の歴史、時間表現などの文法の歴史、平仮名・片仮名などの表記の歴史、「いろは」や五十音図などの音韻の歴史など、日本語の歴史を総合的にとらえ、日本語への認識を深めます。

日本文学研究I

古典文学作品には色好みの男性や女性が多数登場します。この授業では、そうした色好みたちの描写を追うことで、それぞれの作品で男女の関わりがどのように描きだされているか考えます。

日本考古学

遺跡遺物から歴史を学ぶ方法をはじめ、その社会とのかかわりまで、考古学が体系的に学べる本コースの特徴的な授業です。