お知らせ

【AP関連】平成28年度AP第2回セミナー「アクティブ・ラーニングに取り組むために」を開催しました

2017年03月15日

 3月7日(火)、平成28年度AP第2回セミナー「アクティブ・ラーニングに取り組むために―コミュニケーション能力を引き出す―」を開催しました。

 今回のセミナーは、劇作家・演出家として優れた業績をあげる一方で、多数の大学での教育経験を有し、コミュニケーションをテーマとした著作も多い平田オリザ先生を講師としてお迎えし、アクティブ・ラーニングに取り組む際に必要となる教職員および学生のコミュニケーション能力を引き出し、意欲的・能動的に授業に参加できるような人間関係づくりについて理解を深め、より実践的な授業に活用できるアイディアを生み出し、共有することを目的として開催しました。
 本学の教職員、広島県内外の大学・高等学校・中学校などの教育関係者あわせて約107名の参加がありました。

 前半はアクティブ・ラーニングの手法を用いたワークショップ、後半はワークショップの内容を振り返りながらの講演という構成です。前半のワークショップでは、アイスブレイクの実践例に続いて、コミュニケーションを図る上で相手の言葉がどのような「つもり」で発せられているのかを認識することの重要性を実感できるプログラムなど、授業で活用できるさまざまな手法が提示されました。
 後半の講演では、異文化理解能力・合意形成能力が求められる現代において、普遍的な「コミュニケーション能力」など存在せず、生徒・学生が身に付けるべきは他者と共有できる部分を見つけて広げていく社交性であることなどが示されました。また、演劇的手法を用いた入学者選抜方法の先行例などが示され、大学入試改革の面からも示唆に富む内容でした。
 参加者アンケートでは、「ワークショップで実際に活動を通して話を聞くことによって、見ている側も実感をもって聞き入ることができた」「実践と、そこから得られた知見を裏づける理論的な話とのバランスが取れていて、非常に刺激的だった」「イメージの共有、多様性の理解、授業へのモチベーションを高めるためのアクティブ・ラーニングだということを学んだ」「演劇の観点から、コミュニケーション能力とは何か、どのようにそれが社会で求められているかを学ぶことができた」などのコメントが多く寄せられました。
 講師の平田オリザ先生、ご参加いただいた皆様に深く感謝申し上げます。本学では、今後もこうしたAPセミナーを継続的に開催します。多くの皆様方のご参加をお待ちしております。

【大学教育再生加速プログラム(AP)】


(= AP)