学科ニュース
世界のアニメーション作家と「ことばを動かす」公開授業を開催
7月13日、言語文化学科の授業「Japan Studies」で、公開授業「ことばを動かす―アニメーションを日本語で表現する―」を開催しました。今回お招きしたのは、ひろしまアニメーションシーズンのアーティスト・イン・レジデンスに参加している3名のアニメーション作家です。
ブラジル出身のクララ・トレヴィサンさん、ハンガリー出身のベンス・フラヴァイさん、ドイツを拠点に活動するゾハール・ドヴィールさんが、それぞれの作品や制作の背景について話してくださいました。
授業のテーマは、アニメーションを見て感じたことを、どのように日本語の「ことば」にするかです。学生たちは授業の前に3名の作品を鑑賞し、印象に残ったことばを書き出し、作品のテーマについて考えました。「生命の誕生と死」「人と場所の記憶」「人と関わることによる価値観の変化」など、同じ作品を見ても、学生によって異なる捉え方が生まれました。
公開授業では、作家本人から作品に込めた思いや、アイデアが生まれたきっかけ、制作方法について直接話を聞きました。作品を見たときに学生が思い浮かべた「ことば」と、作家が語る「ことば」は、重なるところもあれば、異なるところもあります。
今回の授業は、外国のアニメーション作品を通して、作品の見方に一つだけの正解があるのではなく、見る人の経験や感覚によって解釈が変わることを学ぶ機会となりました。
言語文化学科では、外国語を学ぶだけでなく、文学、映画、アニメーション、音楽など、さまざまな文化表現を「ことば」の視点から考える授業を行っています。
作品から思い浮かんだことばを整理する学生
作品や制作の背景について語るアニメーション作家
学生や教職員が参加した公開授業の様子