映像の原点 カメラ・オブスクラ

壁の小穴から暗い部屋に差し込む光が、室内に外界の風景を写し出す。古い家が多かった昔には、そんな現象が日常的に見られました。
いわゆるピンホール(針穴)による光学現象を応用して、様々な装置が発明されました。

ピンホールの原理を応用したものがカメラ・オブスクラです。
ラテン語でカメラは部屋を、オブスクラは暗いを意味します。この“暗い部屋”という言葉から写真機を「カメラ」と呼ぶようになりました。

カメラ・オブスクラを使った数多い画家のなかで最もよく知られているのはフェルメールです。微妙なピントの変化と光の滲みから、この装置による観察が推測されます。


そこでカメラ・オブスクラを作ってみました。
ご覧ください。