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【HAS×比治山】学生が支える最初のイベント…盛況のうちに幕!(2)

2024年07月02日 カテゴリー:お知らせ

盛況のうちに終了した「お披露目上映会」。同じ日、横川シネマでの上映会に先立って、比治山大学3号館プレゼンテーションコートでは海外アーティスト3名を紹介する「お披露目会」が開催され、学生や教職員が参加しました。これから3か月間、3名の皆さんは比治山大学の施設を利用したり、美術科で授業をされたりします。キャンパスでお会いする機会もある3名のことを知ってもらおうと企画され、アーティストの皆さんには自身の作品などを使いながら、自己紹介をしてもらいました。

また、同日の午前には朝日新聞社の記者が来校し、アーティストの皆さんへのインタビューも行われました。「広島での滞在期間中に何をしたいか」「HASに期待していることはあるか」などの質問に、時には笑いが起こるエピソードを交えながら、それぞれの思いを語っていました。

※新聞社のインタビューに答える3人

 

今回のお披露目会や新聞社のインタビューで、韓国から来日したムン・スジンさん(写真左)の通訳を務め、HAS本番でも活躍される予定のお二人に話を聞きました。

 

【現代文化学部 言語文化学科3年 趙在温さん】


Q1)HASへの意気込みを教えてください!
A.)とても緊張する場面が多いだろうと思います。しかし、何よりもこのHASという一大イベントを楽しみたいですね!そのためにも自分の役割を全うし、HASを成功させることが大事だと思います。何より私自身、HASが楽しみなんです。

Q2)通訳・翻訳を行うにあたり気を付けているポイントはありますか?
A.)韓国語は日本語と文法が似ているという特徴がありますが、語順などが異なる場合があります。スジンさんが何を話されるかはその時までわからないので、常にメモを取るほか、発言の内容を記憶することには細心の注意を払っています。そして何よりも彼女の発言した内容を誤解なく伝えるようにしています。

Q3)通訳・翻訳を担当されたきっかけは何なのでしょうか?
A.)言語文化学科の佐々木淳先生から推薦されて決断しました。日本での生活では英語や韓国語といった外国語に触れる機会が少ないので、今回のイベントは自分の語学力を鍛えるチャンスだと思いました。また、アーティストの方々とお話しすることで、その考え方や価値観を自分の成長の糧にしたいです。

 


【現代文化学部 言語文化学科 高柳有希先生】

 


Q1)HASへの意気込みを教えてください!
A.)私は美術鑑賞が趣味の一つなんですが、世界的なアーティストの方々が広島で作品を披露するということがとても嬉しく、またそのイベントに関われるというのはとても光栄です!私なりの方法で頑張っていきたいです。

Q2)通訳・翻訳を行うにあたって気を付けているポイントはありますか?
A.)日本語と韓国語は漢字の部分や語群が似ているので、基本的に直訳をベースに日本語として違和感のないように分かりやすく伝えることを心がけています。

お二人とも、ありがとうございました!

《取材を終えて》
アーティストの皆さんそれぞれが、日本の文化や価値観を踏襲してアニメーションを制作されていたことを聞き、中には私たち日本人でもあまり知られていない伝統技法からインスピレーションを得ていたという話にとても驚きました。

HAS本番までの期間中に3名のアーティストの方々がここ広島で制作される作品には、日本の、そして広島のどんな特色が落とし込められるのでしょうか。

また、韓国語の通訳・翻訳で活躍されるお二人にインタビューをさせていただき、私たち広報グループとは全く違う内容での取り組みに、終始感心させられました。


いよいよ本格的に動き始めた「ひろしまアニメーションシーズン2024」を、皆様どうぞお楽しみに!

 

【取材】

マスコミュニケーション学科3年 井上瑞希、田端真衣
マスコミュニケーション学科2年 白井 仁、山内琢款、山岡凛音
美術科1年 田辺心花、横山和実

 

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