loading...
比治山大学 比治山大学短期大学部
メニューを開く

【HAS×比治山】会場内で展示した活動報告内容を紹介します(翻訳・通訳チーム)

2024年09月05日 カテゴリー:お知らせ

「ひろしまアニメーションシーズン2024」の期間中、会場内にて展示を行った各グループの活動報告を中心に、本学の取り組み内容を紹介していきます。

(以下、翻訳・通訳チームの報告内容(一部変更あり)です。)


今回のHASの中で構成された数々のチームの中で、翻訳・通訳チームは比治山大学の学生と比治山女子高等学校の生徒のコラボが実現したチームでした。

プロの翻訳家の指導を受けつつ、アニメーションに字幕をつける作業は、日本語と英語のニュアンスの違いをどう表現するか、字数制限もあり骨の折れる作業でした。翻訳作業を通して、学生・生徒は日本語に対する感覚も磨かれたのではないかと思います。

 また、今回の学生たちの活動は翻訳だけにはとどまらなかったことも特徴的です。HASでは国外から毎回短期的に3人のアーティストを招へい(ひろしまアーティスト・イン・レジデンス)しています。それらアーティストたちは、様々な場所で自分たちの作品の紹介、ワークショップを行います。英語でのコミュニケーションが通常ですが、今回は韓国からのアーティストを招へいしており、韓国語が得意な比治山大学の学生がイベントで通訳を行うという場面もありました。学内でのH-AIRお披露目会では、メディアによる取材で韓国語の通訳の力を発揮する場面もありました。横川シネマでのH-AIRお披露目上映会「HELLO!HIROSHIMA」でも、学生たちが通訳を行い、日ごろの学習成果を活かすことができました。

 

 


翻訳という作業はなかなか外から見える活動ではありませんが、学生・生徒が各自でコツコツと作業を行っていき、今回のHASを下から支える大切な活動だと感じています。また、大学生と高校生の協働作業で字幕翻訳が完成したということも、今後の教育につながっていく可能性を感じた活動でした。

 

 


担当教員
佐々木 淳(比治山大学)、高柳 有希(比治山大学)、新山 真央(比治山女子高等学校)

 

関連資料・リンク