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学科ニュース
オンライン授業 ―音楽ベーシック―
みなさんこんにちは。
久しぶりの更新です。ゴールデンウィーク終了後、幼児教育科でもオンライン授業が本格的に始まりました。最初は試行錯誤でしたが、約一カ月が経過した現在は各教員がそれぞれ工夫をして授業を行っています。
ところで、みなさんの中には、「音楽はどうやってオンライン授業をしているの?」と疑問に思う人がいるかもしれません。そこで今日は「音楽ベーシック」担当の馬杉先生の授業風景を紹介します。

音楽室のピアノの横には画面サイズの大きいアップルコンピューター。学生の演奏と歌声がよく聞こえるようにスピーカーも配置されています。授業はZoomを中心として、LINEやYouTubeも使用しています。学生にできる限り丁寧なレッスンができるように様々なツールが駆使されています。

実際のレッスンを見せてもらいました。スクリーンの向こうの学生とZoomでつながり、馬杉先生がピアノを弾く学生の指の動きを確認します。このような方法で、6名の音楽担当の教員が、1人あたり4~6名の学生の指導を担当しています。
学生のレッスンは1人20分です。運指がよくわからないとき、馬杉先生はスマホを用いて実際の運指を見せ、学生にアドバイスをします。

対面で指導が受けられないというハンデはありますが、オンライン授業ならではの良い点もあるそうです。例えば、レッスンの様子をデータとして残しておくので、何度も振り返りが可能ということがひとつ。また、家で過ごす時間が長い学生にとっては、ピアノのレッスンが息抜きにもなるようです。学生からは、程よい緊張感の中で練習ができているとのことでした。馬杉先生からは「オンライン授業では限られたことしかできないけれど、みんなとてもよく練習しています」とコメントがありました。オンラインでのレッスンに学生も慣れてきている様子ですね。

他の音楽の授業でも様々なテクノロジーが利用されています。合唱の授業ではZoomを利用して50人の授業を行っているそうです。
馬杉先生はこれからもオンライン授業の質をさらに向上させていきたいとのことでした。みなさんもピアノ練習頑張ってくださいね!
