11月に入り、後期授業も折り返しの時期となりました。1年後期の「フードデザイン」で尾道市因島重井町にある「万田酵素」でお馴染みの「万田発酵株式会社 ＨＡＫＫＯパーク」に学修に行きました。

　「万田発酵株式会社」は会社名にもあるように、発酵に特化した食品の開発をし、ＴＶコーマシャルでもお馴染みの企業です。学外授業では、健康食品としてイメージの強い万田発酵株式会社が、従来の工場見学ではなく“ＨＡＫＫＯパーク”を開園させた理由や商品展開の取り組みを実際に見聞きし、味わい、食文化に欠かせないキーワード『発酵』を知ることがねらいです。

　学生からは「当日は土曜日だったため、工場内部は余り見ることが出来ませんでした。しかし、ガイドツアーで発酵と腐敗は同じで‘有益な作用’が発酵であり、発酵が健康に良いことがわかりました。私たちの食べている発酵食品が持っている発酵パワーは農業だけでないことを実感しました。」という感想が寄せられました。
制限の多いコロナ禍での対面授業とは違い、バス車窓からの瀬戸内海を眼下にした、しまなみの自然に癒やされたひと時でした。

森田　清美