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比治山大学 比治山大学短期大学部
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短期大学部|総合生活デザイン学科

卒業生の声

HIJI TALK

衣食住について広く学び、その知識を活かして活躍する卒業生のもとへ、在学生が話を聞きに行きました。

[写真左]卒業生:沖本 由紀さん '14年卒  [写真中央]卒業生:梶川 遥さん '19年卒  [写真右]在学生:田栗 侑果さん 2年 ※取材当時の学年です

PROFILE
卒業生
沖本 由紀さん '14年卒

広島県立五日市高等学校出身
株式会社リーガロイヤルホテル広島に勤務。レストラン勤務を経て、現在はウエディングプランナーを務める。

卒業生
梶川 遥さん '19年卒

広島市立沼田高等学校出身
在学中はブライダル系列を専攻。株式会社リーガロイヤルホテル広島へ入社後、ウエディングプランナーとして働く。

在学生
田栗 侑果さん 2年

広島県 比治山女子高等学校出身
在学中はファッションについて学ぶ。就職先は写真スタジオが決まっており、現在入社前のアルバイト中。
※取材当時の学年です

田栗高校生の時、興味があるものはありつつもなりたい職業を具体的にイメージしていなくて、分野を絞らずに広く学んで自分の進む道を見つけたいと思いこの学科に入学しました。沖本さんと梶川さんはいかがでしたか?

沖本私は母が中学・高校・短大と比治山の卒業生だったことが理由の一つにあります。当時は短大に家政科がありそちらに通っていたそうですが、母は料理や裁縫など家事全般が得意なんです。そんな母の姿を見たり話を聞いたりしているうちに、母と同じように衣食住にまつわることを私も学びたいと思ったのが進学のきっかけです。

梶川私は田栗さんと同じで、高校生の時は将来何がしたいのかがまだ決まっていませんでした。さまざまな授業を選択する中で将来の夢を見つけたいと思って比治山に来ました。田栗さんは在学中どの分野を専攻していましたか?

田栗 侑果さん
多くの資格や検定を取得できるのが、この学科の良いところですね。
HIJI TALK

田栗私はファッションとブライダルに興味があったので、ゼミもファッション系列を選択して勉強しています。この学科に入って良かったなと感じるのは、さまざまな資格や検定にチャレンジできるところです。食生活アドバイザーやパソコン関係、ブライダルプランナー、秘書士などを取得することができました。授業を通して取れるものもあり、中でも秘書士の勉強は就職活動で役立ったと感じています。面接時の入退室方法や挨拶の仕方などについて授業で学んだ知識があったので、面接の場では落ち着いて行動することができました。授業や資格取得の勉強を通して自己分析を行い、ファッション系と美容系に絞って就活を進め、2年生の5月ごろに写真スタジオから内定をいただきました。入社後はヘアメイクや着付け、写真撮影、美容などの仕事を担当するようになります。

梶川私も授業をとおしてブライダルに興味を持って、婚礼に関わる仕事をしてみたいと思うようになりました。学生時代に今の勤め先であるリーガロイヤルホテルでレストランのアルバイトを経験して、お客様と接することのできるサービス業がいいなとも感じたので、就活はブライダル業界とサービス業という部分にポイントを置いて進めましたね。キャリアセンターには何度も通い、自己分析や履歴書の添削、面接の練習など就活の進行状況に合わせてサポートしてもらっていました。

沖本 由紀さん
早い段階で目標設定をしておくことが、納得いく就活を進めるポイント。
HIJI TALK

沖本私の場合は、まずは自分がどのような業種に就きたいかを明確にするため合同企業説明会に積極的に参加しました。会場内にあるほとんどのブースを回り、自分に合っているかどうか、興味を持って働けそうかどうかを見極めていきました。その合同企業説明会が現在の就職先であるリーガロイヤルホテルとつながるきっかけになり、たくさんの経験を積んで自分自身も成長できる当ホテルで働くことに憧れを持つようになりました。就活の早い段階でその目標設定ができたことは良かったなと思っています。梶川さんと同じようにキャリアセンターの個別支援を多く活用しましたし、就職活動中はゼミの先生が親身にアドバイスしてくださって、そのことも就活を頑張れた理由だなと思います。

田栗実際に入社してからは、どんな仕事をされていらっしゃいますか?

沖本入社後、最初はレストランで勤務しました。在学時に衣食住についてひと通り学び、ゼミでは食について専攻していたので、レストランに配属されたことはご縁を感じましたね。そこで4年ほど経験を積み、今はブライダルの部署にいます。私と梶川さんは同じ部署で、ウエディングプランナーをしています。主な業務内容は、結婚式場を探されているお客様に会場をご案内したり、結婚式のイメージをお伺いしてプランをご提案させていただくことです。土曜日や日曜日にはブライダルフェアを行うので、より多くのお客様が来られます。会場の魅力がしっかりと伝わるように努めています。

田栗私は今、春から務める就職先でアルバイトをしています。お二人は仕事のやりがいをどんな時に感じますか?

実際に会場となる各バンケットへお客様をご案内し、タブレットを使って各会場の特徴、昼と夜との雰囲気の違いなどを説明します。
食事の内容などを提案。新郎新婦様ご本人はもちろんご両親も同席されることもあり、分かりやすい説明を心がけています。
梶川 遥さん
学生の間にブライダルの基礎を学べたことは、今に生きています。
HIJI TALK

梶川配属が決まった後、半年ほどの社内研修を経てからお客様の前に出て対応をさせていただきました。研修期間は先輩が接客する様子を見ながら言葉の使い方などを自分自身も使えるようにメモしたり、勉強を重ねました。会場にご来場される新郎新婦様それぞれに合った接客というのはまだ模索中で勉強は今も続いているんですけど、お客様に「ここで結婚式をしたい」と言っていただけた時はうれしさとやりがいを同時に感じましたね。在学中に式の演出や進行などを学んでいたし、2年生の1月にはウエディングフラワーの勉強のため花屋でインターンシップもしていたので、少なからず学生の間に基礎となる部分が学べたのは良かったなと今感じています。

スタッフ間での打合せは大切。来客予定の確認のほか、ドレスやフラワーなど専門スタッフとの情報共有も欠かせません。

沖本お客様が当ホテルを結婚式場に選んでくださった瞬間はやはりうれしいですね。中でも「沖本さんに任せようと思います」という言葉とともに決めてくださった時にすごくやりがいを感じます。これからもお客様のご希望に添えられるように頑張ろうとモチベーションにもつながりますね。

田栗私も今実際の現場に出てみて、自分が頑張ったものがお客様に伝わって喜んでいただけるとやっぱりうれしいなと思いました。また、例えばお子さんの撮影であれば一人ひとりの接し方は全く違うし、同じことはないんだなということも感じて、少しずつ働くことの面白さを実感しています。春の入社を前に、先輩にお話が聞けて勉強になりました。今日はありがとうございました!

比治山の卒業生は多彩な職場で活躍中

保険総合営業職
明治安田生命保険相互会社
西山 水稀さん '18年卒
広島県立福山明王台高等学校出身

秘書関連の授業や秘書検定の勉強を通して身につけたマナーは直接役立っています。お客様との細やかで丁寧なコミュニケーションや信頼関係を大事に、一人ひとりのライフステージに合わせた保険商品を提案する。

信用組合職員
広島市信用組合
梶岡 萌々子さん '17年卒
広島県立廿日市西高等学校出身

秘書実務の授業で行った電話対応やお茶出しはすぐに実践できました。窓口での接客や出納業務などを担当。地域のお客様への声かけをはじめ、信頼関係を築きながら働ける喜びを大切にし、日々窓口に立つ。

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