宮島の観光資源として、桟橋前と海岸通で「宮島の鹿」「もみじ饅頭」「宮島杓子」を説明したのち、改修中の大鳥居をバックに「大鳥居」、厳島神社社殿の入り口付近で「厳島神社」「五重塔と千畳閣」の説明をしました。炎天下の研修となりましたが、説明する学生とそれを囲んで聞く学生も、世界遺産の宮島の地での有意義な研修を行なうことができました。大学でのリハーサルより、各段に進歩が見られたことは言うまでもありません。

説明の最中に人力車に乗った新郎新婦に出会えたり、突然鹿が割り込んできて途中で説明がストップして逃げ惑うシーンがありと、いろんなハプニングにも遭遇しました。学生は、「宮島には何度も来ているがこんなにしっかり見たのは初めで、また友達と来て今度は自分が案内してみたい」という感想を持ったようです。

広島の観光資源のシンボルである宮島を案内するという視点を通して、観光ビジネスを少しは意識できたのではないでしょうか。