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現代文化学部|言語文化学科 日本語文化コース

学科ニュース

授業紹介 基礎ゼミナールⅡ(日本語学分野)

2023年02月01日 カテゴリー:学科紹介

日本語文化コースでは、3年生のゼミ分属を前に、「基礎ゼミナールⅡ」という科目を通して、各分野のゼミ活動を体験しています。
今年度は、教職クラス・日本語学クラス・日本近代文学クラス・日本歴史・文化クラスの4つに分かれて、活動を行いました。
今回は、日本語学クラスの最終発表会の様子をご紹介します。

日本語学クラスでは、例年「役割語」をテーマに、論文を読んだり、アンケートの取り方を学んだりした後、受講生が自分でテーマを設定して、レポートを作成します。
今年度は、マンガや映画・ライトノベル・民話などで見られることばを題材に、キャラクタとことばの関係性を考察しました。
最終発表会では、完成したレポートをもとに発表用のホワイトボードをまとめ、グループに分かれて発表します。

20230123写真1.jpg 日文 写真2~4.png



発表後、聞き手は評価シートを記入し発表者に返却します。
全ての発表が終わったら、グループ内で「ベストスピーカー」を決め、素晴らしい発表を称えます。
また、コメント力の高い評価者は「ベストコメンテーター」に選ばれます。

20230123写真5.jpg

聞き手からのコメントを元に、自己評価しているところ




受講生が行った自己評価には次のようなものがありました。
Tさん「発表をする際に聞き手を見て話すことを疎かにしがちだった。声もそこまで出てなかったように感じる。」
Yさん「マスクをしていて喋りにくかった。具体例が必要だと気づいた。」

どちらも普段はきづきにくい、「発表する際の声の出し方」に気づいています。また、Tさんの「聞き手を見て話すこと」というのもプレゼンテーションの際に大切なことです。さらに、Yさんの「具体例が必要」というのは、レポートを作成する上でとても大切な気づきです。「具体例」が根拠となり、レポートに説得力をもたらすからです。
ゼミ活動は受講生が主体的に活動することで学びが深まっていきます。それは、たんに学術的な学びに留まらず、説得力があり、分かりやすい資料の作り方やプレゼンテーションの方法など、技術的な面にも及びます。
小さな気づきを積み重ねて、学修の集大成である「卒業論文」に繋がっていきます。

日本語文化コースで「スキをスキルに!」、これからも自分を磨いていきましょう♪

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