loading...
比治山大学 比治山大学短期大学部
メニューを開く
現代文化学部|社会臨床心理学科

学科ニュース

未来の自分について考える

2020年01月14日 カテゴリー:イベント

広報委員の塚脇です。

明けましておめでとうございます。
広島は,年末は少し冷え込みましたが,お正月は比較的寒さも穏やかで,過ごしやすい三が日でした。

さて,社会臨床心理学科では,1年生の「初年次セミナー」と2年生の「社会臨床心理学」という授業の中で,学生が未来の自分(つまり,進路)について考えるための機会を作っております。インターンシップに参加した3年生の先輩,就職活動を終えた4年生の先輩,そして,社会で活躍しているOB・OGの先輩をゲストスピーカーとしてお迎えして,後輩のためになるお話をお聞かせいただいております。

今日は,年明け最初の授業でお越しいただいたOB・OGの先輩方のお話しを少しだけご紹介します。まず,民間企業を代表してご登壇くださったのは,福本さんです。ご自身が経験した就職活動の選考過程,大変だったことやコツなどについて分かりやすくお話くださりました。面倒になったり,不安になったりする前に,ハローワークや合同企業説明会などをフル活用して,早め早めの能動的行動が重要になるとのお話は非常に説得力がありました。私たちは,面倒だったり,不安だったりすると,家に閉じこもりがちですが,そんなときこそ積極的に行動することが大切です。学生諸君,悶々と悩む前に,まずは行動するのだ!

s2_02a.jpg

公務員代表としてご登壇くださったのは,広島県警でご活躍されている板本さんです。広島警察の組織概要についてお話くださり,警察と言っても様々な部署があり,色々な職務内容があることが分かりました。入社(入署?)後のサポート体制も万全でとても働きやすい職場であると感じました。お話を聞くことで警察に興味を持った学生が,授業後に残って質問している姿が印象的でした。ご自身の採用までのスケジュールなどもお話いただけましたが,やはり早めの準備が大切とのこと。公務員試験の勉強は,民間企業の採用試験でも役立つので,1年生から始めても早すぎることはないとのアドバイス!!!
どの先輩もおっしゃりますが,やはり早めの準備が大切なんですねぇ。

s2_02b.jpg

最語にお話いただいたのは,公認心理師と臨床心理士を取得し,病院で心理師としてご活躍されている猪上さんです。学生は,自分たちの先輩が心理師として実際にどのような仕事をしているのかについて,興味津々で聞いていました。日々の業務としては,患者様やそのご家族に対するカウンセリングは当然ですが,回診への出席や他職種へのコンサルテーションなど様々な仕事をなさっているとのことでした。猪上さん曰く,現場で必要になる一番重要なスキルはコミュニケーション力。患者様やそのご家族とのコミュニケーションはもちろんですが,他職種の方々と連携していくためには,日々の仕事の中で関係を形成しておくことが重要とのことでした。そして,猪上さんは,「コミュニケーション力は,人と関わらなければ向上しない」と断言しました。そのために,大学生活では,アルバイト,ボランティア,旅行などなど,とにかく人と関わる活動を多くする,そして,自分から他者に積極的に関わっていくことが大切だとお話くださいました。さぁ,後輩の君たち,ゲームばかりしていないで,他者と関わるために外に出るのだ(笑)。

s2_02c.jpg

ということで,年明け早々,学生たちにとってとても実りある一日だったのではないかと思います^^
本年も社会臨床心理学科の様子を出来るだけ発信してまいりますので,どうぞよろしくお願いいたします。

学科メニュー現代文化学部社会臨床心理学科