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現代文化学部|社会臨床心理学科

学科ニュース

ゼミの活動紹介:木谷ゼミ

2022年07月29日 カテゴリー:学科紹介

臨床心理学研究室の木谷です。暑い日が続いていて夏本番という感じですね。
さて,この度,学科ニュースでゼミの活動を紹介することになりました。7月は木谷ゼミの紹介です。

社会臨床心理学科では,3年生からゼミに配属され,卒業論文の制作に向けて研究を進めていきます。木谷ゼミの3年生と4年生が今の時期にどんなことをしているのか,少しご紹介します。


★3年生
3年生のうちは論文の探し方や読み方を学びながら,卒論のテーマ決めを行います。『興味のあることをやろう』がうちのゼミのモットーですので,3年生の時は,本や論文を読んだり,日常の自分の疑問を振り返ったりしながら,じっくりと自分のやりたいことを決めていきます。

①3年生集合写真.jpg

 すぐにテーマが決まる人もいれば,中々決まらなくて混乱する人もいます。そんな時は先輩たちが相談にのってくれます。7月の最後の授業回には,4年生の先輩たちが3年生を助けに来てくれました。

②相談風景.jpg ③相談風景.jpg




3年生の中には,卒論の相談だけでなく就職や進路についての相談をしている学生もいました。先輩-後輩と縦のつながりができるのもゼミの魅力ですね。


★4年生
4年生になると本格的に卒論の調査が始まり,7月は慌ただしい日々を送っていました。社会臨床心理学科の卒論はグループ研究もOKです。グループ研究の学生は授業外でもメンバーと集まって一生懸命研究に励んでいました。

今年の4年生の研究テーマは以下の3つです。
・ひとりでいられる能力の男女差について
・ネット友人とリアル友人の差異の検討
・音楽練習の動機付け尺度の開発

どれも興味深いテーマで,どんな結果がでるのか今から楽しみです。
3つ目の音楽練習の動機付け尺度についての研究では,音楽大学の学生や先生にもアドバイスをもらいました。音楽の専門家の方々との交流は,大変勉強になったようで,研究もより深まったと思います。今はコロナ禍で外に出ての活動も中々できませんが,落ち着いたら学外での交流活動も増やしていきたいですね。
去年も今年もゼミ内での食事会は全くできていませんが,コロナがいずれ落ち着いたらみんなで市内にケーキを食べに行こうと約束しています。

④質問紙作成の様子.jpg ⑤質問紙作成の様子.jpg



最後に,研究指導に夢中になって写真を撮り忘れておりましたが,木谷ゼミには大学院生も2名所属しており,1名は自助グループの研究を,もう1名は愛着の研究をしています。大学院では研究と臨床実践の両方を行わないといけないので,とても大変ですが2人とも熱心に取り組んでいます。研究についての知識も深く,私が教えてもらうこともたくさんあります。修士論文は卒業論文よりも大変ですが,楽しみながら研究ができればいいなと思います。

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