loading...
比治山大学 比治山大学短期大学部
メニューを開く
現代文化学部|社会臨床心理学科

学科ニュース

心理学は社会に求められている学問です

2022年10月24日 カテゴリー:学科紹介

ブログを読んでくださっている皆様こんにちは。比治山大学現代文化学部社会臨床心理学科の堀内聡と申します。私は2021年4月から本学科で働いています。その前は岩手県立大学社会福祉学部人間福祉学科に勤務していました。
今日は「心理学は社会に求められている学問です」というテーマでブログを書きたいと思います。この話は9月25日に行われたオープンキャンパスにおける模擬講義の内容をもとにしています。
心理学はこころの働きを学ぶ学問です。こころの働きとは、見る、聞く、考える、覚えるなど、私たちのこころを支えるすべての働きが含まれます。心理学には様々な分野があり、認知、学習、感情、動機づけ、臨床など多くの分野があります。
 イギリスで行われたとても興味深い調査があります。この調査では2030年にアメリカの労働市場で求められるスキルを調べました。仕事をして活躍するために何が必要かということです。皆さんは何が求められていると思いますか?第1位は「新しいことを学ぶ力」です。今後、おそらく私たちの社会は大きく変わると思います。そのような社会では、社会の変化に合わせて新しいことを学ぶ力が必要だということなのでしょうね。
 では第2位は何でしょうか?実は「心理学」なんです。人間のこころはどのような仕事をする上でも必ず関係します。例えば、同僚同士の人間関係を客観的に理解するためには社会心理学が役に立ちます。自分自身のこころの健康を守るためには臨床心理学が役に立つでしょう。効率よく知識や技術を習得していくには、認知心理学や学習心理学の知見が参考になるかもしれません。私たちが自分の可能性を最大限に発揮し、幸福を実現するために心理学が教えてくれることは数多いはずです。
 ちなみに、3位以下は表の通りです。ありがたいことに最近人気がある「心理療法・カウンセリング」は11位にランクインしています。
 皆様、ぜひ心理学に興味を持ってください!
表 2030年のアメリカの労働市場で求められるスキル

心理 学科ニュース トップ.jpg

出典)The Future of Skills: Employment in 2030
https://futureskills.pearson.com/

現代文化学部|社会臨床心理学科学科メニュー現代文化学部社会臨床心理学科