学科ニュースをご覧の皆様，こんにちは。社会臨床心理学科の吉良悠吾です。
嬉しいニュースが入ってきましたので皆様にご報告です。


本学臨床心理学専攻に所属する大学院2年生の清水未来さん（吉良ゼミ所属）が執筆した論文「大学生における友人への自己開示と抑うつとの関連――自己開示の内容と受け手の反応に着目して――」が，日本認知・行動療法学会が発行する査読付き機関誌である「認知行動療法研究」に掲載されることが決定いたしました！


認知行動療法とは，現在医療分野を中心に非常に注目されている心理療法であり，掲載が決定した「認知行動療法研究」（前名称である行動療法研究含む）は，1976年から発行されている認知行動療法に関する日本の研究をまとめた歴史ある雑誌です。
日本認知・行動療法学会は会員数2000名を超える大規模な学会であり，「認知行動療法研究」は日本の認知行動療法に関する中心的な雑誌と言っても過言ではありません。


そのような雑誌への掲載が決まったのは、ひとえに清水さんの努力の賜物です。
本学臨床心理学専攻には経験豊富な教授陣が揃っており，努力する学生に対する支援は惜しみません。
事実，学会で発表した学生の旅費や参加費，学会の年会費の援助など，充実した研究支援を行っております。
そのような環境下で必死に研究に取り組んできた清水さんの努力の成果が，上記のような雑誌への掲載に繋がったと思います。


在学生の皆さんも引き続き努力を続け，清水さんに続いて学会誌への投稿や掲載を目指しましょう。
高校生や他大学の学部生の皆さんも，公認心理師や臨床心理士の受験資格が得られるとともに，研究支援環境の整った比治山大学大学院臨床心理学専攻で充実した大学院生活を過ごしてみませんか？
それではまた，本学科ニュースでお会いしましょう。