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現代文化学部|社会臨床心理学科

学科ニュース

本学科OB・OGの話を聞いて将来について考える

2023年02月15日 カテゴリー:学科紹介

社会臨床心理学科では,毎年授業の一環として,本学科のOB・OGをお招きし,社会で何が求められているのか,学生生活のうちに何をしておくべきなのか,といった内容について,1,2年生を対象にお話をしてもらっています。本年度も3名の先輩方にお越しいただきました。


最初にお話しいただいたのは,ヤマセイ株式会社 技術部 設計課にお勤めの水沼智弘さんです。現在は,自動車の金型を3Dキャドというソフトウェアを使用して設計する仕事をされており,忙しい中でも充実した毎日を過ごされているとのことでした。ただ,本学の社会臨床心理学科を卒業された後,すぐに今の仕事に就けたわけではなく,いくつか仕事を転々とする中で,本当に自分がやりたいことは何なのかを真剣に模索し,ほぼ独学で3Dキャドについて学び,今の職を得たとのことでした。後輩たちに対して「何になりたいか?」と質問し,答えに詰まっている在校生にエールを送っていました。曰く「大学生活ですべきことは,自分のやりたいことを探すことで,まだ皆さんには無限の可能性がある。遅いということは決してない。自分のやりたいことに真っ直ぐに進んでほしい。」とのこと。熱いメッセージをありがとうございました。

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次にお話しいただいたのは,医療法人辰川会 山陽病院で心理師として働いている岡田大悟さんです。現在の病院での業務内容は多岐にわたりますが,認知症の症患様に対する心理検査,入院患者様への心理的フォロー,また病棟のカンファレンスにも参加し,他職種と連携しながら患者様のサポートにあたっているとのことです。学生時代には,出来る限り多くの趣味を持っておくことが大切だとお話しされていました。「どんな仕事であっても,うまくいかず落ち込んでしまうことはある。そういったときに,趣味を持っておくと気分転換にもなり,苦しい状況を乗り越える助けになる。」とのことでした。心理師の仕事は多岐にわたるのですが,それらの一つひとつを非常に分かりやすくご説明くださいました。

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最後は,広島県警察廿日市警察署にお勤めの山本友加里さんからお話しいただきました。まずは,警察組織の概要,様々な職務内容,勤務時間や休暇,給与や福利厚生などについてお話しいただきました。福利厚生が充実しており,とても働きやすい環境とのことでした。また,人の役に立っているという実感が得られやすい仕事でもあり,市民の方々からいただける「ありがとう」という言葉が嬉しく,やりがいに繋がるとのこと。警察はチームワークや絆を重んじる組織であり,そのようなところも,魅力のひとつであるとのことでした。後輩たちには,「視野を広げるために色々なことにチャレンジしてほしい。」とメッセージを送っていました。また,「アルバイト,ボランティア,海外旅行,ホームステイ等々,新しいことにチャレンジすることで社会に出て必要なことが自然に身につくので,ぜひ怖がらずに飛び込んでほしい。」とのお言葉を頂きました。

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3名の先輩方,お忙しい中お越しいただき,本当にありがとうございました。在校生が興味深く聞き入っており,活発に質問している姿が印象的でした。機会があれば,ぜひまたお越しください!

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