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学科ニュース
令和5年度 卒論構想発表会
皆さん,こんにちは。
塚脇です。
5月29日(月)と6月5日(月)の二日間にわたって、社会臨床心理学科の卒業論文構想発表会が開催されました。11の研究室から34件の発表があり、多岐にわたるテーマが取り上げられ、会場は大いに盛り上がりました。
4年生は、研究室に配属されて約一年になります。学生たちはこの一年間で考え、練りに練った研究の構想を発表しました。会場には4年生と教員だけではなく、後輩の3年生も来ており、熱気に包まれた雰囲気で行われました。
まず最初に目を引いたのは、そのテーマの多様性です。心理学という学問分野は幅広く、人間の心や行動を研究するためのさまざまなアプローチがあります。この発表会では、実験心理学、認知心理学、発達心理学、教育心理学、社会心理学、臨床心理学など、さまざまな分野からの研究が行われました。
実験心理学や認知心理学の研究室からは、表情の認知、脳機能、記憶、錯覚、身体装飾などのテーマでの発表がありました。バーチャルリアリティやCGを使った研究が多く見られました。このような情報処理や脳機能の解明に向けた研究は、将来の心理学や社会の発展に大いに寄与することが期待できます。
社会心理学の研究室からは、人間関係に関する研究が多く行われました。方言の使用と印象形成、元交際相手との関係と現在の生活、友人関係における優しさの研究などです。これらの研究は、私たちの日常生活においても直結するテーマですので、多くの学生が関心を持って聞いていました。
発達心理学、教育心理学、臨床心理学の研究室からは、親子関係と精神的健康、友人関係と抑うつ、SNSストレスと友人への感情などなど、心の健康に関する研究が多く発表されたように感じます。これらの研究の内容は、将来的に心の健康に携わる専門家を目指す学生たちにとって貴重な勉強になるでしょう。
心理学の学問の広がりと深まりを感じることができる良い発表会となりました。今後もこれらの研究がさらに発展していくことを期待しています!
卒論完成まで走り抜けてください!




