loading...
比治山大学 比治山大学短期大学部
メニューを開く
現代文化学部|社会臨床心理学科

学科ニュース

公開講座にて講演「ストレスと上手に付き合う」を行いました

2024年07月11日 カテゴリー:学科紹介

ブログを読んでくださっている皆様こんにちは。比治山大学現代文化学部社会臨床心理学科の堀内聡です。暑い日、雨の日が代わる代わるやってきて嫌な感じですね。今日は堀内の社会活動のご報告です。

7月3日(水)に広島市東区の福田公民館にて「ストレスと上手に付き合う」という講演をさせて頂きました。これは、福田公民館様と本学の連携講座になります。

読んで頂いている皆様、ストレスは溜まっていますか?何をしてストレスを解消していますか?ストレスは身近な問題ですよね。この講座ではストレスと上手に付き合っていくための知識、コツ、工夫 などについてお話ししました。以下に簡単に内容をご紹介します。

「ストレス」という言葉は、実は2通りの意味で使われています。ストレスという言葉から例えば「気持ちが落ち込む」、「家事が大変」 などが連想されないでしょうか。「気持ちが落ち込む」はストレスの結果、「家事が大変」はストレスの原因になります。この2つを区別することはまず大事です。ストレッサーは日常にたくさんあり、人生でなかなか生じないライフイベント、日々のイライラする出来事、身体の変化など、枚挙に暇がありません。重要なことは、自分が経験しやすいストレッサーを把握しておくということです。ストレッサーは身近であるがために、慣れてしまったり、意識しなくても頑張って対処していたりするため、なかなか気づくことが難しい面があります。ストレスでしんどくなっている時には、自分が直面しやすいストレッサーを改めて把握することが重要です。

ストレスの結果をストレス反応と呼びます。実はイライラするといった感情面だけでなく、腹痛などの身体面、くよくよ考えるといった思考面、そして会話が少なくなるといった行動面の変化があります。ストレス反応は自分がストレスでいっぱいになっていることを教えてくれるサインですので、気づきやすいサインを知っておくことが大事です。もし気持ちや身体の変化に気づきにくい場合は、思考の変化に注目するというのがコツです。余裕がある時に自分がネガティブに考えがちか、ポジティブに考えるかを把握しておきます。もしネガティブ思考が多くなっているようなら、それはストレッサーを経験している証拠かもしれません。

当日は時折、グループワークをさせて頂きましたが、とても盛り上がりました。講演終了後も、質問を頂きまして、私自身もとても勉強になりました。

以上です。お読み頂きまして、ありがとうございました。

20240709学科ニュース案写真.jpg

現代文化学部|社会臨床心理学科学科メニュー現代文化学部社会臨床心理学科