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学科ニュース
7月13日(日)のオープンキャンパスで模擬授業を担当しました

社会臨床心理学科教員の堀内聡です。とても暑い日が続いていますね。7月13日のオープンキャンパスで模擬授業を担当しました。当日の内容や様子を書かせて頂きます。今回は、「ストレスと上手に付きあう」とさせて頂きました。ストレスがテーマであったためか、緊張してしまいました。

この模擬授業では「ストレス」という言葉を「原因」と「結果(変化)」という2つの意味で使われているというお話をさせて頂きました。このことをお伝えするために、模擬授業ではワークをして頂きました(皆様、真剣にワークをして頂きまして、ありがとうございました)。以下の4つの文章は、高校生や大学生に「ストレス」という言葉から連想される文章を書いてもらったものです。この4つを2つのグループに分けるとどのような組み合わせになるでしょうか?!
・勉強が難しい
・気持ちが落ち込む
・部活が忙しい
・イライラする
4つのうち、「勉強が難しい」と「部活が忙しい」はストレスの原因、「気持ちが落ち込む」と「イライラする」はストレスの結果(ストレスによる変化)になります。ストレスと上手に付きあうためには、自分のストレスの原因を知るということ、ストレスによる変化を把握することが重要になります。
高校生が経験しやすいストレスの原因は、勉強と進路、厳しい校則、教師との関係、友人との関係、部活動と言われているということを紹介しました。読者の皆様は、どの原因が気になっているでしょうか。自分が経験しやすいストレスの原因を知ることがストレスと上手に付きあう第一歩です。
ストレスによる変化には、身体の変化(例:動悸がする)、気持ちの変化(例:落ちこみ)、行動の変化(例:ミスが増える)、そして考えの変化(例:悩んでいることばかり考える)があります。4つの変化のどれかに気づくことがストレスと上手に付きあう第一歩です。そうすれば、休んだり、くつろいだりすることができますので。

ご参加くださいました皆様、本当にありがとうございました。また、読者の皆様、お読み頂きまして、ありがとうございました。