近年、広島県でも豪雨や土砂災害などの災害が多く発生しています。災害時に起きる問題の1つには食事があり、災害時でも食事が食べられる環境を整えることが大切になります。山崎ゼミでは災害時に食事を確保する手段としてローリングストック法やパッククッキングを勧めています。
ローリングストック法は、普段の食事を少し多めに買い置きし、賞味期限の古いものから消費し、使った分を買い足す方法です。パッククッキングは耐熱性の食品用のポリ袋に食材を入れ、カセットコンロを使って湯煎し、調理する方法です。
これらの方法のメリットは普段食べ慣れた食品を使えること、湯煎に使用した水を再利用できること、温かい料理が食べられること、食器を汚さないこと、１つの鍋で何種類もの料理を同時に作れることなど、たくさんあります！
パッククッキングで作った料理をラジオの出演者の方に試食していただきました。「おいしかった」「味が染みている」「災害時に役に立ちそう」などの感想をいただくことができました。
ぜひ皆さんも災害時の備えとして、普段の生活の中でローリングストック法やパッククッキングを取り入れてみてください！

【出演した学生の感想】
今回、初めてラジオに出演させていただき印象に残ったことが2点あります。1点目は、生放送を時間内に終了するためにスタッフ一同が入念に事前の打ち合わせを行い、進行状況により内容を調整されていたことです。そのような現場に参加させていただきチームプレーの大切さを感じました。2点目は、持参したパック・クッキングの味や見た目を臨場感あふれる話術で伝えていただいたことです。
当日は、生放送中に能登で地震が発生し、放送途中で東京からの放送に切り替わるというハプニングもありましたが、“聞き逃し配信”で放送終了後1週間はすべての内容を配信していただきました。私たちがふだん大学で学んでいる防災教育の内容を少しでもお伝えできる機会を与えていただいたことを感謝いたします。