公衆栄養学ゼミでは、4年前から魚仲卸業者の（株）イノクチ様と食品ロス材の削減について検討をしてきました。

給食施設からの注文を受けて加工する魚の「重量が足りない」「形状が合わない」部分はこれまで廃棄処分にされていましたが、魚は海の貴重な資源であり、おいしく食べられる部分を捨ててしまうことは「もったいない」。それらを１パックにまとめて少しお安く提供し、重量が少ない、形状が不ぞろいであることを承知の上でお客様に購入していただけないかと思い、第１回目の販売を6月10日（土）に行いました。

場所は安佐南区の「Wraqua　MIDORII　海満味屋（うまみや）」です。

用意したのは、鮭25パック、カラスかれい15パック、天然ぶり9パックです。学生が作成したPOPやロス材を活用するためのレシピも置いて販売しました。魚を食べる回数や食品ロスへの関心についてのアンケートも行いましたが、お客様は快くご記入くださいました。

２パックが売れ残り、次回への課題も見つかりました。この取り組みが継続できるように、そしてお客様がリピートしてくださるように、検討を重ねていきたいと思います。

ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。