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健康栄養学部|管理栄養学科

学科ニュース

感じよう!秋の食べ物(給食経営管理実習Ⅱ授業紹介➁)

2023年11月10日 カテゴリー:学科紹介

 3年生後期「給食経営管理実習II」の授業で調理提供した献立を紹介します。(提供日11/10(金))
今回は比治山大学短期大学部付属幼稚園の年長クラスの園児さんに向けたお弁当給食です。

<テーマ> 感じよう!秋の食べ物

〈献立名〉
・桜えびの俵おにぎり
・かぼちゃコロッケ
・豆腐と小松菜の炒めもの
・さつまいものマッシュサラダ
・りんご

〈調理のポイント〉
 旬の食材を使用し、季節感のある献立にしました。子どもでも食べやすいような甘い味付けにすることや、豆腐と小松菜の炒めものでは苦味のある小松菜を一度茹でて炒めることで苦味を感じにくくし、美味しく食べることができるよう工夫しました。そして、マッシュサラダは11月上旬に幼稚園の行事で行われたいもほり遠足で採った「さつまいも」を使用し、食育にも繋がるようにしました。

管理②①.jpg

 園児さんからは「かぼちゃのコロッケ甘くておいしい!」「もっと食べたかった!」「残さず食べたよ!」などの感想がありました。苦手な食べ物があっても頑張って食べていた園児さんもいて嬉しかったです。

管理②②.jpg

 幼児期では成長・発達によって多くの栄養素が必要となりますが、特に骨や歯の形成にかかわるカルシウムは大切です。今回桜えびの俵おにぎりで使用している桜えびには牛乳の約18倍ものカルシウムが豊富に含まれているため効率よく摂取することができます。
 また幼児期では、成長に伴い鉄が必要になりますが、鉄は食事では摂取しにくい栄養素で、不足により貧血になる場合もあるため、意識的に効率よく摂取することが大切です。一般的に鉄が多い食材としてはほうれん草があげられますが、豆腐と小松菜の炒めもので使用している小松菜はほうれん草の約2.3倍の鉄を摂取することができるためおすすめです。

 後期は12月8日に2回目の弁当給食を実施します。残さず食べたくなる美味しい給食を提供できるよう、準備を進めています。第2回目のお弁当給食も楽しみにしていてください。



管理栄養学科3年生2班 飯田 池田 上野 佐藤 近野

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