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学科ニュース
2024年度 学内給食実習が始まりました!(給食経営管理実習Ⅰ授業紹介➀)
5月24日(金)から給食経営管理実習Ⅰの授業で「キッチンシエル」がスタートしました!
「キッチンシエル」とは、給食経営管理実習室の試食室をcafeteriaに見立てた別名で、管理栄養学科1期生の先輩が名付けました。“シエル”とは、フランス語で“空”という意味です。
9号館1階に給食実習室が新設されて、以前の実習室よりも広く・明るく、最新の調理機器も備えています。新しい給食実習室に学生もわくわくした様子で調理をし、学内の先生方や学生に向けて給食を提供しました。
第1回の給食のテーマは、“初夏を感じる中華ランチ”です。
【献立】
主食 新生姜香る枝豆ごはん
主菜 旨辛!麻婆青梗菜
副菜 じゃがいもと赤パプリカの甘酢炒め
汁物 シャキシャキ中華スープ
デザート フルーツ杏仁豆腐

【献立のポイント】
中華料理は油で炒めたり、揚げたりと脂質の多いイメージがありますが、今回の給食の脂質エネルギー比率は23.4%でした。日本人の食事摂取基準(2020年版)では脂質の目標量(エネルギー比率)は20~30%以内とされており、今回の献立にしたことで、普段皆さんが食べる中華料理よりも脂質が控えめな食事にすることができました。
「新生姜香る枝豆ごはん」と「じゃがいもと赤パプリカの甘酢炒め」は、旬の食材である新生姜、じゃがいも、赤パプリカを使用し、彩りも良くなるように工夫をしました。
「旨辛!麻婆青梗菜」は、だしで使った椎茸を柄も一緒にみじん切りにして入れることによって旨味をupすると共に、食品ロスが少ない料理になるよう工夫しました。また、椎茸をみじん切りにして挽肉に見立て、食べ応えのある1品に仕上げました。
「シャキシャキ中華スープ」は、塩分濃度が低くても他の料理と組み合わせが良くなるように味を調節しました。またカルシウムを摂るため、水菜や豆腐を使用し、水菜を使うことで料理名にもある「シャキシャキ」とした食感を出せるように、調理方法を工夫しました。
喫食者の方々からは、「苦手な食材が入っていても美味しく食べることができた。」「じゃがいもと赤パプリカの甘酢炒めが1番美味しかった。」などの感想をいただきました。
今回キッチンシエルにお越しいただいた皆様ありがとうございました!
来週も新しくなったキッチンシエルでお待ちしております!
管理栄養学科3年1班