loading...
比治山大学 比治山大学短期大学部
メニューを開く
健康栄養学部|管理栄養学科

学科ニュース

地域の方にパック・クッキング(防災調理法)を紹介しました

2020年10月28日 カテゴリー:学科紹介

2020年9月12日(土)14:00~16:00 牛田公民館と連携して「災害時における食からの支援」をテーマに公開講座が開催され,山崎ゼミの災害対策グループゼミ生5名が防災食の紹介コーナーに協力しました。当初は参加者全員で調理実習を行う予定でしたが,新型コロナウイルス感染予防対策のため,ビデオカメラを用意していただき講話と実演で行いました。

当日紹介した内容
1.災害に備えて家庭で備蓄しておくとよい食料の種類や量 (1人3日分の非常食品展示)
2.停電時の冷凍冷蔵庫にある食料品の扱い方
3.災害弱者(乳幼児・高齢者・食物アレルギーのある方)への対応
4.ガスや電気・水道が使えない時の防災調理法(パック・クッキングの紹介)


こちらがパック・クッキングです。

公開講座.jpg

パック・クッキングとは、耐熱性のポリ袋(※)に食材を入れ、袋のまま鍋でカセットコンロなどを使用し湯せんする調理方法です。普段の食品が使えること、加熱に使った水が汚れないので再利用できること、袋に入れたまま食器によそえば食器が汚れないなどのメリットがあります。災害時に水やガス、電気などのライフラインが止まった時におすすめしています。
※耐熱性の高密度ポリ袋をご使用ください。

①カレーピラフ.png ②鯖缶の洋風トマト煮込み.png ③切り干し大根とツナの和え物.png

上記で紹介しました3品を一つの鍋で調理することができます。

参加者の皆様からは,「非常食品の目安が分かった」「パック・クッキングは簡単で便利」「アレルギー対応食品はどこで入手できるのか」など多くの質問や感想を頂きました。
今回の講座を,今後の防災対策に少しでも役立てていただけたら幸いです。

公開講座4.png

(山崎)

健康栄養学部|管理栄養学科学科メニュー健康栄養学部管理栄養学科