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現代文化学部|子ども発達教育学科

学科ニュース

「理科Ⅱ」の観察・実験

2021年07月07日 カテゴリー:学科紹介

2年前期の学生を対象とした科目「理科Ⅱ」では,小学校で学習する理科のうち生物の領域を中心に,観察や実験の授業が立案できる知識や技能の習得を目指して学修をしています。
今年度は,5月の連休以降から遠隔授業が続いていたので,知識の習得は遠隔授業で先行し,先月末からは対面授業で観察・実験を中心とした学修をしています。
教科書では,植物の花の観察を春に実施しますが,梅雨の時期では春の植物が手に入らないので,この時期に合った教材を代替として用いています。この日は,ツツジの花の観察の代わりに,いま学内で多く咲いている「ムクゲ」を用いて,花粉の観察を実施しました。

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ハイビスカスのような花(アオイ科)のおしべからピンセットで花粉を取り出し,プレパラートを作成して顕微鏡観察をします。ムクゲの花粉を顕微鏡で見ると,表面に小さな突起が多くあり,ニュースに出てくる「コロナウイルス」のような形のようですね。
顕微鏡観察後には,自分のスマートフォンを接眼レンズにかざして,顕微鏡写真を撮影します。最初は光軸が合わず,難しかった撮影も,次第に自分のカメラの特徴を把握し,短時間で撮影できるようになりました。

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やがて,小学校の理科授業で,子どもたちの顕微鏡の様子を短時間で写真に撮り,共有できる先生になることと,期待をしています。

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