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現代文化学部|子ども発達教育学科

学科ニュース

学科が取り組むプログラミング教育

2022年08月25日 カテゴリー:学科紹介

2020年度より、全国の小学校でプログラミング教育が必修化されています。ところが今の大学生は、自分が小学生の時にプログラミング教育を体験していませんので、在学中にプログラミング教育を体験し、さらに指導者としての資質・能力を高める必要があります。

学科では、2015年度より科目「理科実験Ⅱ」でプログラミング教育を進めています。まずはLEGO社の「Mindstorm EV3」を教材として活用を開始し、その後はMakeblock社の「mbot」やEvollve社の「Ozobot」、LEGO社の「WeDo」、アーテック社の「アーテックロボ」など、全国の小学校で活用されている教材を幅広く用いています。

授業では、最初に小学校低学年を中心に活用されているViscuitから学修を始めます。授業の課題はシミュレーションゲームですが、学生の皆さんは2回目の授業ですでにシューティングゲームが作成できるまで上達します。

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続いて、最もよく活用されている「Scratch」に取り組みます。今回は「モグラたたき」に挑戦! 学生の皆さんは、それぞれ面白いゲームデザインを考えてゲームを作成します。

子ども②.png

基本的なプログラムをマスターした後は、いよいよロボットを動かします。まずはmbotの操作から。机を周回しながら、障害物を感知して元の場所に戻るプログラムを考えています。実際には、タイヤにつくゴミによる摩擦や速度など、様々な要因を考えながら問題解決を進めていくPBL型学修に取り組んでいます。

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この学修の最終段階は、紙コップを所定の位置までつかんで動かし、元の位置まで戻るロボットとプログラムの制作です。学生の皆さんは、LEGOブロックを使って、コップをつかむ移動ロボットを作り、思い思いのコードでプログラムを作成し解決をしていきます。

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プログラミングは、課題解決の手段です。解決の方法は幾通りもあり、正解がありません。学生の皆さんは15回の授業を通して、課題解決の面白さと指導方法を学んでいます。

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