マスコミュニケーション学科観光振興ゼミです。
当ゼミでは、観光政策によって地域がどのように活性化できるかをテーマに、地域や行政と連携して多くの事業に取り組んでいます。その中心的な活動が「観光プロモーション生番組の制作」です。今年で7年目を迎えました。といっても3年生の活動ですから毎年学生はリセットし、1年間限りの活動です。
FMはつかいちから、年6回（土曜日：13:00～14:00）広島県内を中心とした地域の魅力を学生目線で発信します。番組名は「広島コンパス」。先輩達が「現在地（自分達の立ち位置）を意識して、自由に方角（方向性）を示し進めるような番組になれば」と名付けました。
　本番に向けて必ず事前の現地取材を実施します。学科で培った話す力・聴く力・まとめる力を全て発揮して、その後台本作り、数回のリハを繰り返し本番に臨みます。かなりハードですが、1つのチームとして協力して楽しそうです。就職活動では面接で大変興味を示していただけると聞いています。

　さて今回ご紹介するのは、2023年7月15日に放送した今年度第2回「三次特集」。広島県の北部に位置する人口49,557人（2023年1月現在）の中山間地域です。「鵜飼」「霧の海」といった文化・自然の観光資源の他に多くの観光施設も人気があります。
　番組の第1コーナーでは、三次市上田町にある平田観光農園でのさくらんぼ狩りやその体験プログラム、第2コーナーでは三次市三次町にある2019年開館の湯本豪一記念日本妖怪博物館（通称：三次もののけミュージアム）、第3コーナーではミュージアム周辺の三次本通り商店街を採り上げました。

平田観光農園でのさくらんぼ狩り

さくらんぼのスパイスキーマカレー

三次もののけミュージアム




　敢えて広島ワイナリーや奥田元宋・小由女美術館・トレッタみよしがある東酒屋町を挙げなかったのは、これまでの三次市観光が東酒屋町に集中していたため、商店街を含む三次町をあらたな賑わい拠点にという三次市の観光政策も反映しての企画となったからです。

FMはつかいちが広報用にと、挿入曲なし（著作権保護のため）アーカイブページを作って下さいました。
是非お聴きください。