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学科ニュース
いざ本番!「東区長と語る会」でプレゼン
12月22日、メディアゼミが広島市東区の地域課題に取り組み、東区長に提案する『大学生が区長と語る会』が、いよいよ開催日を迎えました。比治山大学と女学院大学から約20人の学生が参加。「アリーナ構想」を含む広島駅北側エリア(エキキタ)のまちづくりについてプレゼンをしました。当日は「アリーナ構想」に関心を寄せるメディアの取材があり、新聞社1社・テレビ局3社も来場して、これまでに経験したことがない雰囲気の中での発表となりました。

比治山大学が提案したテーマは「アリーナ構想を含むエキキタ全体のまちづくり」と「イベント広場・エキキタ―レの活性化~利用者を増やすために~」の2つです。
1つ目のテーマ「エキキタ全体のまちづくり」では、地元住民を中心に行ったアンケートの結果、エキキタに新アリーナが必要だとの意見が半数以上あり、バスケットボール以外の利用を望む声も多かったことを報告しました。
また、現状のエキキタはコンセプトが不明確で一体感に欠けるため、エリア全体に『癒し』というコンセプトを持たせて統一感を演出することを提案。新アリーナには、二葉山を望むカフェテラス空間を併設することで“癒しを提供するアリーナ”というアイデアを発表しました。

2つ目のテーマ「エキキタ―レの活性化」では、敷地の狭さを逆手にとり、小さな子どもに目が届きやすいことを生かして「ファミリー層をターゲットにすること」を提案しました。さらに、アンケート結果から「体験型・参加型のイベント」が求められていることを伝え、子どもたちが楽しめる具体的なイベント案を示しました。
広島駅からエキキタ―レが見えないことも利用者が増えない一因であることから、エキキタ―レまでの経路を「エキキタ通り」と名付けて、商業施設の中を散策しながら目的地までを辿るアイデアもプレゼンしました。

一方、女学院大学からは、エキキタを盛り上げる施策として、高齢者のファッションショーを開催する案や足湯を楽しめる公園を作ることなど、私たちとは違う視点での提案があり、興味深かったです。
東区長やオブザーバーの方からの感想や質問もあり、会の終了後には、新聞社やテレビ局からインタビューも受けました。
これまで、大勢の人を対象に学外で話す機会がなかったため、今回のプレゼンと区長との意見交換はとても緊張しましたが、なかなかできない体験に、貴重な時間を過ごすことが出来ました。これから社会人になった際には、この経験を活かしていきたいと考えています。
【マスコミュニケーション学科3年 小西亮介】