loading...
比治山大学 比治山大学短期大学部
メニューを開く
現代文化学部|マスコミュニケーション学科

学科ニュース

CM制作スタート!~プロから極意を学ぶ~

2025年06月11日 カテゴリー:学科紹介

マスコミュニケーション学科・メディアゼミ(児玉ゼミ)は、比治山大学をアピールするCMの「制作実践プロジェクト」に取り組みます。ゼミ生がテーマや案を出し合い、撮影などに参加しながらCMを制作。完成したCMは、実際にテレビやインターネットで放送・配信される予定です。
まずは、CMづくりのキホンから。5月26日、『魅力的なCMとは…CM制作の方法論・技法を学ぶ』と題して、広告会社「広告屋コトハ」代表の道岡俊樹さんをお招きしました。道岡さんは広島の広告会社に15年勤務し、去年独立。自身が現場で培ったことをもとに、講義をしていただきました。

1.jpg



【CMとは何か】
CMは「何かを伝えたい」ときに使われる広告表現のひとつ。伝えたいモノやコトは大きく分けて「商品・イメージ・キャンペーン・採用・公共」の5つです。今回私たちが制作するCMは、比治山大学の魅力を高校生の皆さんに伝え、比治山大学に入学してみたいという気持ちになってもらうことが目的です。そのため、種類で言えば「採用」になります。
【広告・CMのこれから】
日本の広告費用は右肩上がりで、近年の物価高による消費の冷え込みを改善させて、消費行動・人的交流を促すトレンドにあるそうです。その広告費の内訳は、インターネット広告がマスコミ4媒体を越え、無視できない状況にあります。テレビ離れが進んでいるいま、CMはテレビだけでなく、インターネットとの双方を連携させることが重要です。マスコミュニケーション学科の私たちにとって、非常に興味深いお話でした。

2.jpg



【いいものは、パクれ】
CMを考える方法として最初にやることは、すでに世の中にあるCMがどんなことを訴求しているか、研究してみること。その中で、いいと思うCMは「迷わずパクれ」。当然,丸々真似るのではなく、いい意味で咀嚼して自分のアイデアの参考にすることが重要だと強くおっしゃっていました。
また、浮かんだアイデアなどはすぐに書き出して残しておくことが大事。道岡さんは最近、録音機能を使い、声で残すことをしているそうです。その道のプロという感じがしますね。
また、制作途中で煮詰まった時、道岡さんは、自分の好きなCMを振り返るそうです。理由として、「時間が経っても変わらず感情に訴え掛けてくるものは、クリエイター魂が燃える」そうです。私たちも、これからCMを制作するにあたって、自分の好きなCMを見つけようと思います。

3.jpg



道岡さんは「楽しみながらやる」ということを終始おっしゃっていました。何かを伝えるということは、作り手である自分自身が「楽しむ」ことで、多くの人の心を動かし、しっかりと伝わるのだろうと思います。道岡さんは今後も、私たちのアドバイザーとしてお付き合いいただきます。
メディアゼミ3年生はCMの完成に向けて、これから本格始動していきます。学生ならではの視点から生まれるCM、乞うご期待ください!


【マスコミュニケーション学科3年 山岡凛音】

現代文化学部|マスコミュニケーション学科学科メニュー現代文化学部マスコミュニケーション学科