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学科ニュース
広テレで学ぶ…番組制作のウラ側!
マスコミュニケーション学科・メディアゼミでは、広島テレビ放送(広テレ)を訪問し、実際のテレビ局の現場を見学しました。普段は画面越しにしか見ることのないテレビ局の内部を実際に歩き、その舞台裏を間近に体感することができました。

見学では、報道フロアやスタジオ、情報番組「テレビ派」の舞台裏、編集室などを案内していただきました。スタジオには多くの機材やさまざまなセットがあり、10人程度のスタッフで回しています。テレビで見る「テレビ派」と実際に見るのではかなり別物のように見えて、終始圧倒されました。画面に映る映像が、多くの人の準備や工夫の上に成り立っていることを実感しました。
また、編集室では生放送で使われるVTRや字幕、音声、ワイプやカメラの切り替えなどの作業が行われており、常に緊張感とスピードが求められる現場の空気を感じました。
さらに、広テレのグループ会社である「広島放送」も見学させていただきましたが、その際、入口には歓迎の『サイン』を作っていただいていて、感激しました。

見学の途中で、アナウンサーの長島清隆さんからお話を伺う時間もありました。アナウンサーとしての経験談、災害時や生放送でのハプニングなどでの対応、準備の大切さなど、実践的なお話を聞くことができました。特に、「視聴者が知りたいことは何かを整理し、あらかじめ明確にしておく」という考えが印象に残りました。伝え手としての心構えと、物事を客観的に広い視野で見ることの大切さを学ぶことができました。

今回の見学を通して知ったことは、一つの番組を作るためには多くの人が関わっており、それぞれが責任と使命感を持って仕事をしていることです。また、放送に関わるすべての工程が、「伝える」という目的のために丁寧に積み上げられていることに気づかされました。
私たち学生にとって、テレビ局の現場に足を運び、実際に働く方の姿や声を聞けたことはとても貴重な学びになりました。今回の体験を今後の人生に生かしていきたいなと思います。
【マスコミュニケーション学科3年 前田 翔磨】