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短期大学部|美術科
学科ニュース
奈良京都研修
2023年09月12日
カテゴリー:学科紹介
8月下旬に、集中授業の古美術研修のため奈良と京都の寺院を訪れました。コロナ禍の3年間は広島から日帰り可能な行き先に変更して研修を実施していたため、関西は4年振りの再訪です。
初日は法隆寺の釈迦三尊像や百済観音像、中宮寺の菩薩半跏像の優美な姿に目を奪われました。また、興福寺では乾漆八部衆像や木造千手観音菩薩立像の大胆な造形に感嘆しました。
2日目は早朝に宿を出発して室生寺に向かい、釈迦如来立像をはじめとする平安彫刻の繊細な造形を鑑賞。午後からは薬師寺、唐招提寺、東大寺を歩き、壮大な伽藍配置や彫像の迫力に圧倒されました。
3日目は、午前中に奈良国立博物館で特別展「聖地 南山城」展を観た後、同展でも紹介されていた九体阿弥陀像が並ぶ浄瑠璃寺でお話を伺いました。次に平等院を訪れ、阿弥陀如来像や九品来迎図、雲中供養菩薩像などを間近で目にしました。
最終日の4日目には、京都の三十三間堂で千手観音坐像や千体千手観音立像などの諸仏に出会いました。名残惜しい気持ちになりながら広島に戻りました。

法隆寺 中門

室生寺 鎧坂を登る

東大寺南大門 金剛力士像

東大寺 二月堂より

浄瑠璃寺 本堂