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短期大学部|美術科

学科ニュース

レジーナ・ペソア氏によるイラストレーション制作ワークショップ

2023年10月11日 カテゴリー:学科紹介

9月25日(月)にポルトガルの巨匠アニメーション作家であるレジーナ・ペソア氏を特別講師として、大学にお招きし、イラストレーションを制作するワークショップを行いました。

レジーナ氏は、エングレービングという石盤を削るような技法を用いて一枚一枚紙を削り、アニメーション制作をされています。2012年広島国際アニメーションフェスティバルでは、ヒロシマ賞を獲得されています。

今回、美術科2年映像・アニメーションコースの学生21名がエングレービング技法に初挑戦しました。

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この授業は東京藝術大学院映像研究科でも数日前に行われ、同研究科教授でアニメーション作家の山村浩二氏も一緒に講師として学生を指導してくださいました。
山村氏も2004年と2008年に広島国際アニメーションフェスティバルでグランプリを獲得されています。

この日は世界的に活躍されるお二人から指導を受けて、刺激を受ける学生たち。夏休み明け初日の授業であったこともあり、創作意欲が呼び覚まされる思いでした。

まずは何を描くのか、プランニング。
昨日、横川シネマでレジーナ氏の作品を鑑賞していたので、黒と白、光と影の世界に自分の思いをどうやって投影しようか、、、悩みました。
なんとか通訳なしで英語で伝えようとする学生がいて、感動です。

美術②.jpg


学生の提案に、素敵!と納得しながらも、もっとこうしたらどうでしょう、これはどう?と積極的に提案し、学生もレジーナ氏の想像力があまりに豊かに広がるので、それもいいですね、それもいいですね、、、とただ圧倒されることもありました。

美術③.jpg



やってみると、初めはカッターの使い方で苦労してましたが、、、、
慣れてくると、集中して、病みつきになっていきました。
レジーナ氏もこうやってみましょうっと実際に見せてくれると、やっぱり長年の技はさすがでした。


美術④.jpg



講評会では、みんなの絵がずらりと並び、、、今までにない自分の表現を引き出してもらえた、そんな体験をしました。
レジーナ氏もみんなのクリエイティブな作品に思わずパチリ・・されてました〜!

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そして、11月11・12日の土日には、この授業を受けた学生が、高校生へ向けてエングレービングでアニメーション制作をするワークショップを比治山大学で開催します!

申し込みは本学HPお知らせ欄をご覧ください。



美術科 映像・アニメーションコース 宮﨑しずか

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