美術科の1年生が元気よく司会進行を行い、スタートです。
最初に、美術科の学科説明と、教員紹介等を行います。
そして全体での説明が終わった後は、希望の体験プログラムへと分かれ、それぞれの教室へ移動します。
この日は「入試対策デッサン講座」「ノベルゲームを作ってみよう」「実習室見学ツアー」という3つの体験プログラムが用意されました。

今回は「入試対策デッサン講座」についてご紹介します。
このプログラムでは、「素描（デッサン）」と「ドローイング」の違いについての説明と、デッサンの下描きである「エスキース」の体験をしてもらいます。
初めての方でも理解しやすいように、デッサンの基本的な考え方や描き方を、洋画の砂川先生が一つ一つ丁寧にお伝えしました。

エスキースは、紙いっぱいにモチーフを大きく配置しつつ、画面の余白をどう活かすかにも気を配りながら取り組みます。15〜20分という短い時間の中で、高校生の皆さんは集中して取り組んでいました！

本格的なデッサンの時間は十分に確保できなかったものの、参加者の方は「これ、どうでしょう？」と先生に自分の描いたエスキースを見せたり、学生スタッフに練り消しゴムの使い方について質問をしたりと、積極的に取り組んでいました。

体験プログラム終了後は、美術科教員による個別相談の時間が設けられます。
この時、高校生の方や保護者の方が学生スタッフに声をかけてくださり、お話をする機会がありました。
学校生活や、具体的なサポート体制等についてお話しし、進路に関わる不安や疑問に、少しでも安心していただけるようなやりとりができたのではないかと思います。

今回のオープンキャンパスが、進路を考えるひとつのきっかけになっていたら嬉しいです。
参加してくださった皆さま、本当にありがとうございました。
次回のオープンキャンパスは7月13日（日）を予定しています。
またお会いできることを楽しみにしています！