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学科ニュース
Virtual Program American Language and Culture Institute CSUSMへ参加 (言語文化学科「初年次セミナーⅡ」九内・佐々木クラス)
言語文化学科1年の「初年次セミナーⅡ(九内・佐々木クラス)」では、カリフォルニア州立大学サンマルコス校(CSUSM)のバーチャルプログラム(Virtual Program American Language and Culture Institute CSUSM)に参加しています。
サンマルコス校のあるサンディエゴはメキシコと国境を接していることもあり、ラティーノ文化が根付いている地域です。このプログラムでは、Department of Global Studiesよりゲストスピーカーを迎え、Zoomを介した英語の講義(60分)を計3回受講し、ラティーノがはじめに入植した地であるオールドタウンや移民の歴史、国境をめぐる時事問題等について学ぶことになっています。
11月25日(水)には第1回目のプログラム(Program1 Old Town)が実施されました。


講師のNick Morales先生は「Poll Everywhere」や「Kahoot!」といったアプリを使いながら、(Historic, Population, Settlement, Haunted)といった語から連想される英単語を学生に考えさせたり、授業内容の理解ができたかどうかのquizを行ったりと、ICTをフル活用した、知的好奇心高まる先進的な授業を展開してくださいました。全て英語での授業ということもあり、大学1年生の語学力でついていけるかどうか、授業担当者としては若干の不安もあったのですが、事前学習としてサンディエゴの歴史やオールドタウンについての調査、授業資料の翻訳を行ったこともあり、スムーズに授業参加ができていたようです。
現在、多様化する社会に対応できる人材の育成が日本のみならず全世界で求められています。本学と提携しているカリフォルニア州立大学サンマルコス校は、LGBT Pride Center、Gender Equity Center、Latin@Center、Black Student Center、Cross-Culture Center等のセンターを設けるなど、文化や人種、ジェンダー等の多様化の問題―国連開発計画(UNDP)が掲げるSDGsゴール10「人や国の不平等をなくそう」の実現―に向けたさまざまな取り組みを早くから行ってきました。本学の学生も、この「初年次セミナーⅡ」をはじめとする様々な授業をきっかけに、多様化する社会に適応していくための知識や体験を積み上げていってもらえたらと願っています。