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現代文化学部|言語文化学科 国際コミュニケーションコース

学科ニュース

アジア・太平洋YMCA大会に参加し、他国のユースリーダーと交流しました!

2023年12月19日 カテゴリー:学科紹介
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 私は普段大学とは別の課外活動として広島YMCAにて「国際ユースリーダー」として活動しています。そこでは、世界中の人と平和について考えるInternational Youth Peace Seminarというイベントを開催したり、留学生との交流会を開いたり、興味あることについて学ぶための研修を行ったりしてきました。活動している中で、広島YMCAのスタッフさんから4年に一度開催されるアジア・太平洋YMCA大会がインドのチェンナイにて開催されるから参加してみないかと声がかかりました。
 私はもともと国際交流に関心があったのですが、大学入学と同時にコロナ禍のためどこにも行くことができませんでした。しかしどこにも行けなかった約4年間、比治山大学の国際コミュニケーションコースにて様々な国の文化や言語を学ぶことができました。今回の大会のお話が私に来た時、大学で学んだことを世界で活かせるチャンスだと思い絶対に参加したいと思いました。
 ユース・アッセンブリーではまず参加者同士でそれぞれの活動紹介をしました。私はヒロシマを通して平和について考えていることを紹介しました。貧困対策や女性支援に関わるインドの学生の話など、とても印象的でした。その後世界での問題やその解決方法について話し合いました。様々な国の人で構成されたグループでしたが、環境問題が主に話題に挙がりました。環境問題の深刻さを改めて感じました。
 次に、各国別にそれぞれの国が抱える問題やその解決方法について話し合う時間がありました。日本は韓国と合同での話し合いになりました。私は大学にて日本の問題について留学生と考える授業(日本事情)をお手伝いしていたので、その経験を活かして授業内でも取り上げたことのある日本の若者の心の貧困について話しました。韓国の学生たちと「生きづらさ」や将来の不安について共感し合いました。それらを解決するには自己肯定感が鍵になるという結論になりました。私はゼミにてセルフラブについて研究しているので参考にしようと思いました。
 フィリピンの方による基調講演では、たとえば気候変動や子どもの人権といった世界規模の課題に対して「ユースこそが解決のカギを握っている」という話を聞きました。また、世界中に友達を作ることは平和につながるため「まずは世界の人たちとコミュニケーションをとることから始めよう」。世界の仲間とつながりながら、自分の場所でできることをしていく。小さくてもいいから一歩を踏み出していくことで世界は変えられる。ユースには力がある。そんな力強いメッセージに会場の皆も感動していました。たくさんの勇気と宝物をもらった大会でした。
 正直大会中も行き帰りの一人移動も全てが英語でのコミュニケーションで大変でした。大学ではただ英語の勉強をする授業だけでなく、本場の英語にも触れることのできる授業もあったのでそこで培った英語力があったから乗り切れたのだと思います。これからも国際人であり続けるため、勉強し続けて行きたいです。



※(ユース・アッセンブリーの目的)

精神的な豊かさ、教育、価値観の形成、能力開発を通じて青少年の可能性を高め、持続可能なコミュニティ開発プロセスへの積極的な貢献につながることを目的としています。



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