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学科ニュース
【異文化理解】エキキタ学園祭に出店!―シリア文化にふれる学びの時間―
10月18日・19日に広島駅前のエキキターレで行われた「エキキタ学園祭」に、言語文化学科の学生が出店しました。
今回のテーマは「シリア文化にふれてみよう」ということで、シリア出身の方と協力して、アラビア文字のワークショップやヒジャブ体験、シリアのスイーツ販売などを行いました。
出店の前には、学生たちがシリアのご家庭を訪問し、広島での暮らしやシリアの文化、イスラム教のお祈り、そして食べ物のことなどについてお話をうかがいました。
学生からは、「お祈りの時間を示す時計を初めて見て、時間の感じ方も文化によって違うことを知りました」「ミントをサラダに入れて食べるのが新鮮で、シリア料理の香りや味に驚きました」といった声がありました。
ヒジャブを被ってみた学生は、「実際にかぶってみると耳が覆われて音が聞こえにくいことに気づきました。体験しないと分からないことがあると感じました」と話していました。
また、「文化が違っても、笑顔で話したり助け合ったりする気持ちは同じだと感じた」「自分の中の“当たり前”が、世界ではそうではないと気づいた」といった感想もありました。
さらに、学生の中には次のような振り返りもありました。
「日本で暮らす外国人のアイデンティティや、文化や習慣の違いの中で自分らしさをどう保っているのかについても考えさせられました。特に、お子さんが『日本語の方が話しやすい』と話していたことから、子どもにとっての言語環境や文化の影響の大きさを実感しました。また、生活の中で母国の文化や言語が薄れていく姿を見て、文化の継承や言語の大切さについても考えさせられました。こうした経験を通して、自分も異文化理解や言語サポートの重要性について改めて学び、今後の行動に活かしていきたいと思いました。」
学生たちは、シリアという国をより身近に感じながら、言葉や文化の違いを越えて人とつながる楽しさを実感する2日間となりました。
シリア料理に興味のある方へ
出店のご協力をいただいたお店は「シリアキッチンアハラン」です。
https://www.instagram.com/haifaa9012/